日商簿記３級の過去問題集は、無料でPDFダウンロードできる？過去問を最近書店などで売っていない理由と、過去問が無いことに対する対応策を解説します！

簿記３級は、手軽に企業のお金の流れを学べることができ、さらに経理のないようも解る大変優れた学習です。

どういう問題が出題されているか、どういう対策を取ればいいのかを、難易度はどうなっているかを知る上では、過去問は大事な情報となります。とは言いつつ、日商簿記３級の過去問題集が見つかりません。書店はおろか、サイトを探しても出てきません。

これはどういうことでしょうか？

結論：現在過去問題集や過去問をpdfでダウンロード出来るサイトは、日本商工会議所の厳しいお達しにより存在しません。過去問題集をさがすのであれば、出題の傾向と出題範囲を網羅し解答解説が充実している「予想問題集」となります。

日商簿記３級の過去問題集（過去問）は？

現在においては、販売されていないしPDFによる無料ダウンロードのサイトもありません。また、昔販売された過去問題集は古本屋等で手に入るかもしれませんが、試験時間がその当時は90分であったり出題範囲が違っていたりしますので、参考になりません。

２０２０年よりネット試験が導入されて、紙による統一試験のほかにパソコンを使って行う試験形式が導入されていて、時期を問わず日商簿記３級の試験を受けることができるようになりました。ですが、その試験問題はおそらくシステムの中で使い回しを行うためか、実際に行われた試験問題を公表すると、例え試験に合格しても、その合格がはく奪されたりと思いペナルティが課せられるようになりました。

そして、過去問の公表が不可になったために、過去問題集の販売自体が無くなってしまいました。

過去問の代用品はある？

では、現在は過去問題集の代わりになるものは、どうなっているのでしょうか？

過去問題集の代用としては「予想問題集」というものを発売して対応しています。つまり、現在の試験範囲で同等の難易度の問題を編集して、過去の問題に近い形の問題集を販売しています。予想問題集は、簿記３級の勉強の仕上げとして使用することができます。

例えばこういうものです

無料で手に入るものは？

とはいえ、できれば過去問に近いものを無料でダウンロードとかできると良いなって思っている人は多いと思います。予想問題集についても、お金がかかるので出来れば安く収めたい。

とはいえ、テキストや問題集も１０００円以上かかりますので、どうしようもなければ購入してもいいが、出来れば無料のもので試してみたい。

そういう人は、cpaラーニングをご覧いただくのがいいと思います。cpaラーニングは、無料の通信講座で、テキスト・個別問題・総合問題と講義動画が無料で提供されています。まずはいろんなテキストや問題集を購入する前に、一度入会してどの程度の問題が出題されているのか、理解できるのか、解答解説は分かり易いのか、1週間ぐらい勉強をして合格できそうなのかを試してみるのがいいと思います。

まとめ

簿記３級でも、初めて学ぶことは理解するまでが大変です

言葉で覚えたり理解することが苦手な方は、まずは通信教育などの「映像」や「図解」で理解することが近道です。

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