日商簿記3級のネット試験で、過去問が無料でできるところある?

簿記3級 ネット試験 過去問 無料

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日商簿記3級のネット試験の受験生は年々増加しており、ペーパーの統一試験は年間10万人以下ですが、ネット試験では年間20万人以上の受験者数があり、既に統一試験の倍の受験者数となっています。ですが、どんな問題がでているか、過去問は公表されていませんし、過去問題集も販売されていません。

結論

ネット試験の過去問は、一切公表されていません。当然、無料で手に入れることはできません。

目次

簿記3級ネット試験で過去問が無い理由

ネット試験で過去問がない理由は、商工会議所が開示を一切禁じているからです

試験問題を含め、試験に関して知りえた情報全般の複製、外部への開示、漏洩(ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)をはじめインターネット等への掲載を含む)を一切禁じます。試験後にこれらの行為を行ったことが発覚した場合、当該受験者は失格または合格を取消、今後の受験をお断りするなどの対応を取らせていただきます。

商工会議所の検定試験 日商簿記検定試験(2級・3級)ネット試験について

では、なぜ商工会議所では、日商簿記3級のネット試験の外部への開示を一切禁じているのでしょうか。いくつかの理由が考えられます。以下に主な理由を項目別に挙げてみましょう。

試験の公平性

過去問が広く公開されると、それらの問題が再び試験に使用される可能性が低くなります。これにより、試験の内容を新鮮に保ち、すべての受験者に公平な機会を提供することができます。ここからは推測になりますが、ネット試験ではほぼ毎日のように試験が行われるため、同じ問題を使いまわししている可能性が高いと思われます。それで、過去問を公表してしまうと、その問題を知っているから解けるということが起こり、試験の不公平が生じてきます。そのために、過去問の公表を禁じていると思われます。

試験内容の保護

試験問題の内容や採点基準に関する情報は非公開とされており、これにより試験の質と信頼性を保つことが目的です。公開された情報が不正な手段で使用されることを防ぐためです。

情報の漏洩防止

試験後に試験問題を含む情報の漏洩を防ぐため、試験問題の公開を控えています。これは、試験の公正性を保つために重要な措置です。

簿記3級ネット試験の無料の過去問がない場合の勉強法

日商簿記3級のネット試験は、過去問を利用しての対策が難しいことがあります。しかし、過去問がないからといって心配する必要はありません。本番の問題というのは、まずは仕訳がしっかり早くできるようになることが大事です。過去問に代わる基本的でかつ効果的な勉強法をいくつか紹介します。

基礎知識の確認と理解

簿記3級は基礎的な内容が多いため、まずは簿記の基本的な原則と仕訳のルールをしっかりと理解することが重要です。無料で利用できるウェブサイトやテキストを活用して、基礎から応用まで幅広く学びましょう。

オンライン講座の活用

インターネット上には、無料で利用できる簿記のオンライン講座が多数存在します。例えばCPAラーニングです。CPAラーニングでは完全無料で学び放題のオンライン講座です。動画での解説を受けながら、自分のペースで学習を進めることができます。

模擬試験の実施

実際の試験形式に慣れるためには、模擬試験を行うことが有効です。ネット試験の特性を理解し、時間配分や問題の解き方に慣れることが大切です。無料で提供されている模擬試験を利用して、実戦に備えましょう。

まとめ

ペーパーテストの時代には、過去問は重要な試験対策のアイテムでしたが、現在はありません。とはいえ、簿記3級の合格者に求められていることは、過去も現在も変わらず、基本的な複式簿記の仕組みと、適正な仕訳を切る能力と、決算整理等の処理ができて理解が伴っていることです。しっかりその能力を身に着けることが、合格に近づくことになります。

また、過去問は公表されていませんが、本番を想定した「予想問題」がCPAラーニングでは無料で利用することができます。無料なので、悩む前に一度お試しいただければと思います。

また、CPAラーニングについて、詳しく調べたい人は以下のリンクから

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