簿記3級で試験時間が足りない対策はこれ。簿記3級で合格するための時間の使い方は?

簿記3級 試験時間 足りない

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簿記はゆっくり解ければ確実に点数を取れるけど、時間がないんだよね。

簿記検定って、時間勝負ですよね。もっと、じっくり問題を解きたい人もいると思いますが、限られた時間の中で正解を出し続けるのは、かなり大変です。

簿記3級の第一問についても、仕訳問題を1問1分ぐらいで解いていかないと時間がありません。後半に時間がなくて焦ってくると、電卓ミスなどを誘発し結果点数が足らなくて、不合格ということもあります。

この簿記3級の「試験時間足りない問題」はどうすれば良いのでしょうか?

目次

わからない問題に時間をかけている

時間がないと感じている人は、仕訳の問題で、悩んで手が止まってしまう人っていませんか?

簿記は、「確実に解ける問題をいかに落とさないか」が重要です。100点を取らないと合格できないのではなくて、70点で良いわけですから、30点は落としても合格できるということです。

時間をかけた挙げ句に間違えるということもありますし、難しい問題は、考えてできる場合もありますが、出来ない場合もあります。そうすると、仕訳問題の場合には、考え込んで手が止まってしまい、時間をかけてしまうのが最も勿体ないことだと思います。

【結論】
時間不足は練習量不足ですが、解く順番などである程度対応することも可能です。

試験時間不足を解消するためには

問題をたくさん解く

練習量不足を解消するためには、問題をたくさん解くのが良いと思います。

問題慣れをしてくると、問題文で意図していることが早く解るようになりますし、回答するスピードも上がってきます。そこで注意をしなければならないのは、理解が進んでいない段階での解答を得スピードを上げる練習は、おすすめしません。早く解けるようになるために、普段から早く解く練習をするより、確実に解けるようになっていくことで結果としてスピードが上がる事が大事だと思います。スピードを上げる練習をしてしまうと、ミスが多発するけどそのミスは、早く解くための練習をしていることで出てくるミスなので、修正をしていくことが難しいと思います。問題のスピードを上げるのではなくて、問題文を多くこなすことによって、結果としてスピードが上がることを期待しましょう。

電卓は?

じゃあ、電卓を早く打てるようになれば、解答も早く出来るのでは。

確かに、電卓で時間を取っていると、試験時間不足が起こるかと思いますが、電卓のスピードを上げる練習は必要ないと思います。また、よほど遅い人は、電卓に慣れていないためなので、問題をたくさん解いていく事によって、自ずとスピードが上がってきます。まずはたくさん問題を解くことが大事だと思います。

試験当日の解く順番・時間の目安など

試験当日は、どうすれば良いのでしょうか?また、それを踏まえて、総合問題で解く練習をすることをお勧めします。つまり、予想問題を試験時間を計って解く場合には、本番と同じように解くことが大事です。

試験問題を解く順番を変える

試験問題には、それぞれ異なる点数が割り当てられており、効率的に高得点を狙うためには、問題を解く順番が重要です。おすすめの順番は、設問2を後回しにする仕訳問題(設問1)、決算関連問題(設問3)、勘定記入等の問題(設問2)の順です。これは、仕訳問題と決算関連問題が合計で80点を占めており、これらを先に解くことで、効率よく点数を獲得できるためです。

時間配分の目安は?

時間配分は、各問題に割り当てる時間を事前に決めておくことで、全問題を解き終えることができます。一般的な配分は、設問1に15分、設問3に25分、設問2に15分を割り当て、残りの5分で見直しを行います。これにより、各問題に対して十分な時間を確保し、ケアレスミスの確認も可能になります。特に設問1は15分なので問題を読んですぐに答えが出てこないと厳しいので、基本の仕分けはしっかり勉強をする必要があります。また、ちょっと難しいものは後回しにすることも大事です。考え込むことで、取れる点数を取れなくなることが合格から遠のくことにつながってしまいます。

練習を通じて迷う時間を減らす

試験で迷う時間を減らすためには、事前の練習が不可欠です。過去問を何度も解くことで、問題パターンに慣れ、迅速に解答を導き出すことができます。特に、仕訳問題は練習を重ねることで、迅速に解答できるようになります。また、総合問題には、仕訳を行いながら集計する練習を行うことで、時間内に解答するスキルを向上させることができます。まずは、仕訳問題をしっかり答えられるようにしましょう。

試験本番での心構え

試験本番では、緊張やプレッシャーがあるため、平常心を保つことが重要です。設問1と設問3を解き終えた時点で、合格に必要な得点をほぼ確保しているため、精神的な余裕を持って設問2に取り組むことができます。また、試験中に迷った場合は、一旦その問題を飛ばし、時間がある時に戻って解答することも有効な戦略です。

まとめ

ということで、解く速さを上げるためには、上げる練習や電卓の訓練ではなくて、しっかり問題を理解して、解答していくことを繰り返すことによって解く速さは上がってきます。

たとえ落ちたとしても、時間がなかった場合でも、練習量不足を疑って次の試験では数多く解答をしたうえで、試験に望むのが良いと思います。しっかり理解をして、しっかり回答できるようになることによって、試験時間不足も解消していきます。

ということで、しっかり理解するためにも使えるテキストを使いましょう。

おすすめするテキストは、こちらからになります。

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この記事を書いた人

アラフィフで非経理のサラリーマンです。
私は高校の時に簿記を勉強してた時に、「簿記って面白い」と感じて、専門学校に進学し、簿記1級を合格。卒業後は一般企業に就職しますが、税理士の資格を最終的にとることができました。

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