簿記3級の試験って、年に3回だけでしょう?
いいえ、ネット試験を入れると、ほぼ毎日やっていますよ
簿記検定って、検定試験の王道っぽい感じで、決められた日に決められた場所にみんなで行って、一斉にスタートするというのが、簿記検定だったかと思います。
ですが、簿記3級検定は、従来の紙による統一試験に加えて、パソコンを使ったネット試験の日程は2020年12月より開始しました。ネット試験というと、家などでスマホとか使って受験できると思われがちですが、試験会場に行ってそこに備え付けてあるパソコンを使って受験することになります。
このネット試験の一番大きなメリットとしては「ほぼ毎日、しかもいろんな時間でやっている」ということです。
ネット試験のメリット
紙の統一試験だと、年に3回のみの受験日で、土日に仕事があって休むことが出来ない人や、試験日にずらせない用事が入ってしまう人は、試験を受けることが出来ないという問題が生じていたと思われます。
また、6月の次は11月の受験で、約5ヶ月もの間が空きます。もう少し勉強をすれば合格する人でも、5ヶ月も空いてしまうとモチベーションを保つのが大変だったりします。
一方、ネット試験の場合には、年間300日以上の試験日があり、試験会場にもよりますが平日土日を問わずどこかで試験を受けることが可能です。
また、受験する時間帯も自分で選ぶことができますので、自分のペースで受験日を設定して、それに向けて勉強することができます。
もしくは、最初は受験日を決めずに勉強を始めて、合格レベルに達したとか達しそうだというときに、受験の申込みをして試験を受けることもできます。
ネット試験の日程
では、ネット試験ではいつ受験することができるのでしょうか?
つまり、自分で試験日を決めることが出来ますので、たとえば、就職活動でエントリーシートを書いていて、「何も書ける資格がない」となった場合でも、急いで勉強をしてネット受験をして合格することができれば、当日にWEBの合格証書が発行されますので、エントリーシートに書くことができます。
なお、2024年度における施行休止期間は、
2024年4月1日 | 〜 | 4月13日 |
2024年6月3日 | 〜 | 6月12日 |
2024年11月11日 | 〜 | 11月20日 |
2025年2月17日 | 〜 | 2月26日 |
施行休止期間は、概ね年度初めの約2週間と統一試験前6日と後3日
年度初めは、この期間にシステムの更新をして、試験問題の入れ替え等をするのではと思われます。推測になってしまいますが、このような大幅な変更は、施行休止期間でないと出来ないと思いますので、施行休止期間と施行休止期間の間は、概ね同じような問題が出るのではと思われます。
ネット試験の会場は?
簿記3級のネット試験会場は、全国で140か所以上あり、上記の休止期間以外は毎日やっていています。申し込みは、多くがネットを通じての申し込みになりますが、場所によっては対面での受付となり、申込と本番とで2回足を運ばなければならないことに注意が必要です。
試験会場については、以下のサイトをご参考ください。
ネット試験の土日受験は早めに申込を
また、土日平日関わらず試験が受けられます。ですが、土日特に土曜日は早く埋まっていくようです。もしも、土日を受験日として決めた場合には、早めにお申し込みをすることをおすすめいたします。また、同じ級を同一日および複数日で予約することはできません。つまり、試験が終わってからでないと次の予約は出来ません。
ネット試験の時間帯
また、ネット試験は試験の時間帯も統一試験と異なります。
統一試験だと、開始時間は9時か11時で午前中しか受験ができません。ですが、ネット試験は会場によって20:00開始というところもあり、会社が終わってから試験会場に向かって試験を受けることも可能になります。
ただし、ネット試験はキャンセルも可能ですが、キャンセルができるのは3日前までとなります。しかもキャンセル手数料1000円+消費税等が必要で、当日急な飲み会が入った場合にはキャンセルできなくて、お金は戻ってきません。
自由に選べるだけに、日程と時間帯の設定は慎重に行う必要がありそうですね。
まとめ
簡単にネット試験日程等の特徴をまとめておきます
- 施行休止期間以外は受験が可能
- 時間帯も幅広い選択が可能
- キャンセルはできるが3日前で要キャンセル料
いずれにしても、勉強をしないと受からない試験なので、しっかり勉強のスケジュールを立てて勉強をすることが大事になると思います。
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