受験生必見!簿記3級で合格ラインに乗るための点数配分とは?

簿記3級 点数配分

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日商簿記3級は大きく3問に分かれているけど、それぞれの配点と目標点数はどう考えてお言えば良いのでしょうか?

日本商工会議所簿記検定の3級は、70点以上で合格となりますが、点数配分と、それぞれの問題での点数の取り方で合否が別れてきます。具体的にどのような配点の中で、点数を取って合格に近づけていけば良いのでしょうか?

目次

日商簿記3級の点数配分と合格するために必要な点数

第1問

仕訳問題

配点は45点で、目標点数は39点で15問中13問正解がラインです

第2問

勘定記入や伝票会計などの問題

配点は20点で、目標点数は6〜7割の15点がラインです

第3問

決算についての問題

配点は35点で、目標点数は7割の25点

目標点数は合計で79点になりますので、少し余裕はありますが、目標はこのぐらいに設定しておくのが立とうかと思います。

では、それぞれの問題の配分と点数の取り方に付いて解説していきます

点数の取り方

いちばん大事な第1問の仕訳問題

仕訳問題で45点取ることができれば、残り25点なので比較的楽に合格することができると思います。逆に、仕訳問題を7割の10問ぐらいしか取れない場合には、簿記の根本的な仕訳が理解できていない場合がありますので、第2問、第3問も点数が伸びずに、不合格になってしまう可能性が高いです。

第2問は苦手な人が多いので後回し

また、第2問は多くの人が苦手とする補助簿等の問題になっていますので、ここで問題を解いている間に受験の感触が悪く、点数が伸びなさそうになって、しかもムダに時間を費やしてしまうと、第3問でも時間切れになってしまったり、あきらめムードでミスを繰り返したりする可能性があります。
それだったら、部分点を稼げる第3問を先に解いて、残った時間を第2問に費やすのが得策です。

第3問は、完璧を目指すより部分点

総合問題というと、全て完璧にできれば点数が伸びていきますし、完ぺきにできる他方が良いですが、完璧にこだわって、ムダに時間を費やすよりは、仕訳一つ一つをしっかり解きながら、しっかり記入をして、部分点をしっかり取っていくことが効率的です。一つ一つの仕訳はしっかり練習をやっていると、それほど難しくない場合が多いので、焦らずに正確に解いていくことが大事です。

点数配分から見る勉強の重要度

点数配分は理解できたかと思いますが、ではどのように勉強をして点数を取っていくのが良いのでしょうか?

勉強では仕訳が基本

概ね感じているかと思いますが、仕訳がしっかりできると点数が伸びますが、仕訳がしっかりできていないと点数はおろか、合格点まで達しない危険性があります。普段の勉強も、本番想定で予想問題を解いていくときは、点数が良い悪いもさることながら、一つ一つの仕訳がしっかり切れているかどうかを確認することが大事になります。

完璧を目指さずしっかり部分点

簿記3級は、70点で合格の試験となりますので、100点を目指してしまうと、大きく崩れる可能性があります。勉強は十二分に理解する必要がありますが、試験ではわからない問題やどうしても解けない問題があった場合には、思い切って後回しにすることも大事です。仕訳問題は、簡単でも難しくても3点なので、難しくて必死で考えて10分とか費やしてしまうと、取れる部分点も取れなくなってしまいます。

まとめ

簿記は100点で合格しても70点で合格しても合格には変わりはありません。ですが、3点を取るために10分かけてしまうと、3点✕6=18点しか取れずに不合格になってしまいます。わかる問題を捨てる必要はありませんが、たまに出てくる難問に躓いてしまうと、合格が遠ざかりますので、割り切って部分点を確実に取っていき、合格に近づけるのが得策かと思います。

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この記事を書いた人

アラフィフで非経理のサラリーマンです。
私は高校の時に簿記を勉強してた時に、「簿記って面白い」と感じて、専門学校に進学し、簿記1級を合格。卒業後は一般企業に就職しますが、税理士の資格を最終的にとることができました。

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