気が付いたら、簿記3級の試験まであと1週間。先送りしてしまったけど、こんなことで合格できるのかなぁ
日商簿記3級の勉強を、ダイエットと同じように「明日からやろう」を続けていたら、試験日まで残り1週間そういうことって、よくあることだと思います。
それで、やっと重い腰を上げて、やろうと思ってテキストを開いたら、全く理解できず何が書いてあるのかすらわからないと頭を抱えて、なんとか受かる方法を探すべく、持っているスマホで「簿記3級 勉強時間 1週間」って、ググってみるということはあると思います。
今から、1週間毎日10時間も時間をとることは大変ですし、たとえ取れたとしても、集中力を維持させるのが大変です。
仮に合格できたとしても、それはほんとうの意味でのスキルにはなっていないと思いますので、私としてはあまりお勧めできません。ですが、1週間でなんとしてでも受からなければならない人は、次の方法を試してみるのが良いと思います。
1週間で合格できるかは知識の蓄積があるかどうか
まず、一週間前で簿記の「ぼ」の字も知らない人は、合格する可能性は極めて低いと思います。
たまに、TwitterなどのSNSなどで「1週間で合格した!」と報告する人もいますが、おそらく、多少なりと簿記は仕事で触れていたり、ある程度理解できる立場だったりすると思います。
全くの素人だと、貸方借方から初めていくと、最終的には間に合わなくなってしまうのではと思います。ですが、それでもこの一週間で勉強をしてチャンスを掴みたいと思う人は、以下を読み進めていただければと思います。
1週間で合格するための3つのポイントとは
では、1週間の限られた時間で、どのくらいのことが出来るでしょうか?
予想問題集を何回も解く
普通だったら、ここでテキストを勉強していくことになりますが、テキストを読み進めていくことで1週間以上かかってしまいますので、テキストで勉強することは捨てて、予想問題集を回していきたいと思います。
予想問題集は、当たっても外れてもある程度網羅的に勉強をしてることによって、合格率が上がるのではと思います。
同じ問題を繰り返し行い、解答のスタイルをに身につけることが大事です
本来でしたら、内容をしっかり理解したうえで、予想問題集などでアプトプットするということが良いと思いますが、1週間という短い時間での勉強になりますと、テキストでじっくり勉強している時間はありませんので、予想問題集を解いて間違えたところの答えを振り返りしっかり解説を読んで確認する方法が良いと思います。
パターンとして仕訳の形を覚える
予想問題集を解いていくときに、「仕訳の形」ついては、時間がないため丸暗記をするというのが良いと思います。この問題の時には、この仕訳の形というように、パターンとして覚えていきます。
本来は、なぜこの仕訳になるのか、この仕訳の意味を理解することが大事になりますが、1週間でのんびり理解をしている暇はありませんので、形を覚えて再現できるようにするということで対応したいと思います。
その際に、現金が絡むときは、現金が増えるときは借方(左)、現金が減るときは貸方(右)ということだけは注意しましょう。これだけでも、点数を伸ばすことが可能です
仕訳はパターンで覚えましょう
本番では1問と3問を集中的に問題を解く
1問は仕訳問題で、3点✕15=45点と、しっかり勉強をして正答率を上げていくと、一気に合格に近づきます。
70点が合格点の場合には、残り25点を2問3問で取っていけばいいので、比較機が楽になります。過去問では、2問に難問が出題され、崩れることが多いようなので、2問は飛ばして、1問3問を先行をして問題を解き、2問は後回しにしておきながらも、理解できるところは、部分点狙いが良いと思います。
これは、予想問題でも外していいということではなく、逆に予想問題でも1問3問でしっかり点数をとって、2問はそこそこで対応するということが良いと思います。
誤解してほしくないことは、2問は捨てていい問題ではなく、優先順位は低いという問題として、飛ばすのではなく、後回しにすることが大事です。
確実に取れる点数を、確実に取っていくことが大事です
まとめ
1週間で日商簿記3級に合格することは至難の業で、更にたとえ合格したとしても、スキルとしては疑わしい感じもします。
ましてや「合格をするために勉強をした」というひとは、合格したら目的を達成になりますので、後は、簿記で覚えたことを忘れるばかりになります。
簿記3級をスキルにするためには、理論をしっかり覚えて、会社で実務に携わるというのが正解ではないかと思います。
また、予想問題をまだ購入していない人は、今から買いに行くと間に合わないので、CPAラーニングでダウンロードしましょう。