簿記3級で初心者が絶対にやってはいけないNG勉強方法の3選とは?

簿記 3 級 勉強 方法 初心者

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皆さんは、簿記3級で勉強を始めようとしたときに、まず何をしますか?

  • ネットなどでおすすめのテキストや問題集を購入
  • 電車の中で簿記のアプリ
  • 勉強ができるyoutube
  • 通信講座や通学講座の受講を検討

概ね、皆さんはこんな感じだと思います。しかも、できるだけお金も時間もかけずに、簡単に合格したいというのが希望だと思います。

ですが、お金をかけないと勉強方法等の情報も限られてしまい、ついつい「我流」で簿記3級の勉強を始めてしまって、合格レベルまで達しなくて断念する人もいるようです。

今回は、どのようなことがNGなのか。初心者がやらかしてしまうNGな勉強方法をご紹介して、できるだけ短期間で合格をしていただきたいと思います。

目次

簿記3級で初心者にはNGな勉強方法とは

では、どのようなことがNGな勉強方法になりますでしょうか?

とにかく覚える

「この問題のときは、この仕訳」といったように、簿記の理解するより、とにかくどんどん覚えてしまう人がいます。

特に、記憶力に頼った、学歴がある人が陥りやすい初心者の勉強方法になりますが、近視眼的に覚えて、結局何をやっているかわからなくて、少しひねられた問題に対して、ミスが連発してしまう人がいます。

確かに、覚えることによって問題が解ける場合もありますし、最初は点数が伸びたりもします。ですが、丸暗記で問題文からの仕訳を暗記して、全く同じ問題が出た場合には対処できますが、少しひねられたり、違う角度から問題が出されたりすると、途端にわからなくなったり、間違えたりします。

ましてや、実務で使うことを想定した場合に、しっかり理解をしていないと、単に合格だけした人となってしまう可能性もあります。ある程度覚えることもありますが、まずは理解することを中心に勉強を進めることが良いと思います。

テキストだけ見てわかった気になる

最近のテキストは、図解がされていたりうまく説明をしていたりで、早く理解できるものが増えていると思います。昔は、無機質なテキストだったので、それだけでも業界は成長していると思います。

それで、テキストだけを見ていて、流れが理解できただけで、出来ると思う人がいます。他の記事でも紹介をしていますが、簿記は学校の授業でいう「体育」に近いと思っています。

例えば、「走る」ということを、手をよく振って足を上げてと言われて、頭でわかっていても、実際に走るときに、実際に手が振れて足が上がっていないと早く走れませんよね。

「頭でわかっているんだけど・・・」

つまり、頭でわかっているだけでなく簿記の問題が出たときに、その仕訳を再現することができないと正解に繋がりません。

実際に手を動かすと、正解が出せないのが簿記の難しさだと思います。暗記の勉強に慣れている人は、テキスト中心になりがちですが、テキストである程度理解をしながら、問題を解いて理解を定着させる事が大事になります。

テキストや問題集を沢山買ってやりきれない

「いろんな問題をたくさん解いたほうがいいのでは」

そう思う人もいるかと思います。確かに、仕訳の問題で見たことがある問題が出たほうが、正答率が高くなりますので、いろんな問題を解いたほうが有利とも言えます。

ですが、一度正解を取れた問題でも、再度問題を解くと間違えるのが簿記の難しさになります。理解があやふやでも、仕訳問題だと正解がとれることもあり、そういうときは2回目、3回目で間違えたりします。そうすると、多くの問題を解くより、同じ問題を繰り返し解いて、間違えを確認することによって、理解が定着しますので、たくさんの問題を解くことは、あまりお勧めできません。

ましてや、たくさん買っても問題をやりきれないことも往々にしてあります。1冊を繰り返し解いてしっかり身につけることが、合格への近道になります。

初心者が簿記3級の試験で失敗しないために

では、初心者が簿記3級でやらかさないためには、どのような勉強方法をすれば良いのでしょうか?

(おすすめ勉強方法①)問題集を繰り返し解く

テキスト中心に勉強をして、一語一句間違えないようにするより、テキストを読み流して、問題を解いていくほうが良いと思います。

最終的に、仕訳問題等においても仕訳がしっかり切れれば正解を取れて点数に繋がりますが、どんなに理解したと思っていても、仕訳が切れないと不正解になってしまいます。テキストのインプット中心の勉強ではなくて、問題集を使ったアウトプットの勉強が良いと思います。

(おすすめ勉強方法②)違えたところは再度テキスト

そうすると、ただただ問題を解いて点数だけを気にする人がいます。

10問中7問とか取れると合格レベルに達してる気になって、安心してしまう人がいますが、間違えた3問をしっかりテキストで確認して、なぜ間違えたのか、どこを間違えたのか、間違って理解していたのかなどを確認することが大事です。

100点をめざすというより、ミスをしたところをしっかり確認して、次の問題のときに100点に近づくという勉強方法を繰り返していくと、自然と点数は上がってきます。

また、なぜ間違えたのかを問題集の解答にメモっておくと、2回目3回目で解くときに、今回は間違えなかったかどうかの確認もできます。問題集でも1回目は間違えなかったけど、2回目で間違えることもありますので、理解できているかどうかを確認することもできます。

(おすすめ勉強方法③)問題集は一冊を繰り返して解く

上記と繋がりますが、同じ問題集を2度3度繰り返すことによって、間違えた箇所を潰して完璧に近づける事ができると思います。

完璧を目指し過ぎてしまうと前に進めなくなってしまう場合もありますが、苦手なところを潰していくことによって合格レベルまで達することが出来ると思います。時間が有り余って、本試験まで1ヶ月とかやることがない人だったら、もう1冊買っても良いのかもしれませんが、そのくらい余裕がない人は、問題集を絞り込んでやり尽くしたほうが良いと思います。

まとめ

初心者がやりがちなミスということを紹介させていただきました。勉強の方向性が間違ってしまって、時間が経ってしまうと取り戻せない場合もあります。その時は、貴重な時間を捨ててしまったと後悔することもありますので、最初が肝心です。そうなると、初動で間違えないことが大事ですので、気がついた人は、すぐに修正をしたほうが良いかと思います。

また、そもそも勉強方法に不安がある人は、早い段階での通信講座などを受講されることをおすすめいたします。特に、CPAラーニングは簿記3級2級が、完全無料の学び放題なのでおすすめです。今すぐ、下のリンクをタップしてください。

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この記事を書いた人

アラフィフで非経理のサラリーマンです。
私は高校の時に簿記を勉強してた時に、「簿記って面白い」と感じて、専門学校に進学し、簿記1級を合格。卒業後は一般企業に就職しますが、税理士の資格を最終的にとることができました。

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