簿記3級の合格だけだと有利な就職・転職は厳しい?簿記3級の知識は、経理以外で活かした方が有利!

簿記 転職

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簿記3級を転職に活かしたいと思うんだけど、簿記3級だけだと転職は厳しい?

若くで転職を考えている人で、自分のキャリアに100%の自身がある人は、なかなかいませんよね。

特に、入社3年目ぐらいまでで、まだ、大した仕事をしていない場合に特にそうだと思います。そうなると、「そうだ、資格とろう」と考える人が多いと思います。(JR東海のCMではないですが)

結論:簿記3級は社会人必須の資格です。持っていないと、転職に不利なこともあります

目次

簿記3級は転職で有利?厳しい?

でも、「簿記ぐらいで、転職先の面接官に刺さるのかな」ということを心配して、なかなか勉強に手が付かない人が多いと思います。簿記3級を取ることは、転職で有利になるのでしょうか?それと、それだけだと厳しいでしょうか?

結論は残りの人生によります

簿記3級で転職に有利になるかどうかの結論は、残りの人生によると思います。

つまり、どうせ勉強をするのであれば、若ければ若いほうがよくその方が転職する企業の面接官に刺さると思います。

たとえば、20代の人が簿記3級を持っているというのと、50代の人が簿記3級を持っているというのとでは、どう違うでしょうか?20代の人が簿記3級を持っていたとしたら、「数字関係の仕事に絡む場合に、イチから教えなくて済む」「将来を見据えて勉強をしている」と言った印象になると思いますが、50代の人が簿記3級を持っていたとしても、「まあこのくらいは知ってて当然だよね」になると思います。

社会人経験のなかでの簿記3級の勉強

つまり、社会人経験の中で、仕事内容によりますが多かれ少なかれ数字に関わる仕事は入ってきます。その経験のなかで、多少なりと簿記に触れることや、簿記の考え方を学ぶ機会は多いと思います。早い段階でその基礎ができていれば、将来学ぶ機会があるときに、イチから覚えるわけではないので、それはそれで転職先の企業にとってプラスになります。

簿記3級で資格手当が出る企業はほとんどありませんが、それは簿記3級が誰でも取れる資格だという理由ではなく、社会人として必須のスキルだからだと言えます。つまり、持っていて当然な資格です

簿記3級 ネット試験 過去問

簿記3級は、学校で教えてほしかった

それほど社会で必要なのであれば、学校の授業で教えてほしかったと思う人もいます。

日本の教育システムだと、時代が変わって求められているものが違ってきているにもかかわらず、従来の勉強方針から大きく転換できていないと言えます。例えば、イギリスの中学生は数学の授業で電卓を使うと言います。つまり式を立てることが大事ということです。ですが、日本ではいまだに筆算ですよね。それって、パソコンがない時代だったらそれも必要なのかもしれません。

世の中にパソコンがあって、プログラミングにより手計算することが少なくなり、計算そのものの重要性は下がってきています。そのように、日本は世界から教育の面で遅れを取っていると言えます。

さらに、日本の社会人の勉強時間平均は1日6分と、社会人になってから日本人はあまり勉強せず、先進国でも最低のランクに入ります

そのため、自分でスキルを上げるために勉強をすることは、教育制度の問題から非常に大事なことであり、ただ、1日6分の勉強時間から考えると、ほとんどの人が勉強をしないため、その勉強の効果は非常に高いと言えます。

学校で教えなかったからこそ、自分で勉強をすることにより、人と差をつけられると思って勉強することが大事です。

なお、勉強時間については以下の関連記事も

簿記3級は社会人必須のスキル

そうすると、転職を考えているようだったら、簿記は必ず取得したほうがいいといえます。それは、業種を経理に限定するためではなく、たとえば財務諸表を読めるといったことに繋がりますので、仕事に幅が出ます。

また、経理での採用を考えた場合にはできる限り高い簿記の資格があったほうが有利ですが、少なくとも簿記3級があるのとないのとでは、ぜんぜん印象が違います。

早く転職をしたい場合は

でも、簿記を勉強して受験して結果が出るまでは時間がかかるのでは?早く転職をしたいひとは、時間がないと思いますよね。

簿記3級は、かつては統一試験で、年に3回の試験によって合否を判定します。今も年に3回の統一試験はありますが、2020年12月より、「ネット試験」が開始になり、施行休止期間をのぞけば、いつでも試験を受けることが出来ます。

また、合否も即日出ますので、合格すればその当日よりエントリーシートに記載することが可能です。

転職は?

そうすると、闇雲に転職サイトを見漁って、エントリーをするのではなくて、今一度自分のスキルを棚卸しして、何が足りているか何が足りないかを確認することが大事だと思います。

数字に関して絶対的な自信を持っていたとしても、それが資格などで説明ができないと、面接官は納得できないですよね。

まとめ

新卒で就職してから、早々に転職しようとしても、「もう少し社会人経験積んでからの方がいいんじゃない?」とか、「3年ぐらい我慢しないと、他社では通用しないと思われるよ」と言った、転職をしたことがない人のアドバイスで迷いが生じることがありますよね。

ですが、最近は新卒で企業に就職したとしても、3年までに転職する人が30%ぐらいいるということで、「辛い会社にずっといるより、転職して新天地を目指したほうがいい」というのは、別に不思議なことではなくなりました。

そうなると、転職では一つでも自分の武器が多いほうが転職は有利に活動することが出来ます。少しの時間と、少しの費用があれば簿記は合格することが出来ます。ぜひ自分の未来のために少しの時間を投資してみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

アラフィフで非経理のサラリーマンです。
私は高校の時に簿記を勉強してた時に、「簿記って面白い」と感じて、専門学校に進学し、簿記1級を合格。卒業後は一般企業に就職しますが、税理士の資格を最終的にとることができました。

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