簿記って、簡単だって言われているけど難しいし、勉強もつらいし、合格しても3級は誰でも持っているって言われそうだし、ホント心が折れそうになってしまう。試験日まで体がもつでしょうか?
簿記3級って、一般的には「簡単な試験」と言われていて、比較的合格率も高いですが、最初の段階では理解が追いついてこなく、つまづくことが多いようです。
そうすると、理解が進まないとストレスで心が折れそうになり、そもそも勉強をする意味もわすれてしまい「こんな資格って、果たして取っても意味ないのじゃないか?2級ならまだしも、3級でいいのか?」とネガティブに思ってしまうことも多いようです。
試験勉強って、慣れない単語が出てきたり、基本ができていないのに応用に触れていかなければなれなかったりと、大変なことが連続します。
特に、暗記を中心に進めていくと、覚えることが目的となって、本来の目的である、知識の習得から外れている感じがして、悩むことが多いかと思います。
簿記3級の勉強は、心が折れそうになって当然です。どんな勉強でも、初めてのものを独学で進めるのは、難しいしモチベーションを維持するのは難しいです。
簿記3級の勉強に心が折れそうな原因と、その対応策についてお話ししたいと思います。
心が折れそうになる原因の3つとは
勉強がの理解が進まず、行き詰って心が折れそうになる原因として、以下のものが挙げられます。
理解が出来ていないから
そもそも、簿記3級とはえ今まで知らなかった学問を、いちから勉強する場合には、とっかかりから言葉の意味や、全体間など解らないことだらけです。ましてや独学で始める場合には、困った時も質問をする相手もいなくて、わからないものを分からないまま放置することになって、さらにわからないことが増えてと解らないスパイラルに陥っていくのではと思います。
また、試験勉強を続けていくと、どうしても疲れが出てきたり、寝不足だったりしますので、ネガティブなことを考えがちです。疲れや寝不足だと記憶力も落ちてきて、暗記も進まず、覚えているはずの勘定科目も出てこなかったりしてネガティブな考えが出てきがちです。
そうすると、これ以上頑張っても合格するイメージがわかなくて「心が折れそう」になってしまいます。
ネガティブな発想が出てくる
成績も伸び悩んできて、受かる可能性が低いと感じ始めると、試験に対する不安が出てきます。そうすると、「落ちたらどうしよう」と思い始めて、挙句の果てに「こんなことをやっていて意味あるのだろうか」と自己否定を始めたりします。それは、本当にそう思っているのではなくて、落ちたときの言い訳探しで、自分の中で堂々巡りが始まっています。
環境が整っていない
勉強をするために一番大事なのは、環境整備だと思います。自分が机に向かって勉強を始めるための環境として、家族の理解や、参考書の購入や通信教育の申し込み。または、会社同僚などへの告知を進めて、自分が勉強をしやすい環境を整えることが大事です。
そうしないと、ついつい後回しになって勉強も進まなくなり、もちろん成績も上がらなくなり、勉強していることが苦痛になってしまって心が折れそうになります。
そうすると、簿記3級の批判を始める人も出てきて、受かってもなにの役にも立たないって自分を解放するためのもっともらしい言い訳を考えてしまいます。
ですが実際に簿記3級など、例え簡単と世間で言われている資格や検定試験であっても、自分が持っている資格や検定について、「意味なかった」という人は、私の周りでは聞いたことがありません。
簿記3級でも、「一応もっているよ」と少し控えめかもしれませんが、持っていることに関して、意味ないという人はいません。ある意味、試験は取ってしまって自分のものにしてしまうと、自分の一部になるためか、「意味ない」ということは言わなくなります。
心が折れそうの防止策
簿記3級の勉強が進み、理解ができるようになって点数も伸びてくると、少なくとも合格したくなりますし、心が折れることを防止することができます。
こういう時に、「やる気の問題」として精神論を語っている先輩も多いですが、とはいえ情報や誘惑が多い現代において、完全に勉強する環境を何もせずに作ることは困難だと思います。どうやって環境整備をしていくのが良いでしょうか?
通信講座等を導入する
単純に、環境整備といってもいくらでもお金をかけられるわけではありませんし、とはいえ、安くで納めようとして結果として効果がないものに手を出してしまうということもあります。最近は通信講座も安くなってきているので、自分の勉強のペースを作っていくために検討いただくのは良いと思います。
合格をする意義を考え直す
「意味がない勉強」としてしまうと、勉強の手も止まりがちになってしまいます。そもそも、自分が簿記3級を受験しようと思った理由は何でしょうか?少しでも就職活動を有利に進めたいとか、社会人になるうえで自己啓発で勉強をしておきたいとか、会社からの要請など人それぞれだと思います。
ですが、勉強する意義を忘れたり蔑ろにしてしまうと、「意味がない」として、ついつい楽な方に逃げたくなってしまいます。
「意味あるもの」にするため
では、「意味ない」と思ってしまう思考を止めるにはどうすればいいでしょうか?
暗記ばかりに頼らない
簿記3級試験において、あまり凝りすぎも困りものですが、「深く理解するより暗記をした方が早い」と、合理性を優先して、暗記を勧める人も多いと感じています。
暗記は、覚えていれば点数が取れるということで、覚えてしまえば点数は伸びます。ですが、簿記3級は多少覚えることもありますが、仕訳を通じて合理的な処理を行っていきますので、内容を理解すれば、解ける問題は多くなりますし、少しひねられても対処できるようになります。
伸び悩みは誰でもある
ちゃんと理解をしていたと思っていても、電卓のミスや、読み違いなどで点数が伸びないことがあります。その点数が伸びない結果だけで、合格できないと思ってしまい落ち込む人も多いと思います。そういった伸び悩みの時期に、逃げ出したいという気持ちから、「意味ないと思う人も多いと感じています」
そもそも受験の目的は何ですか?
「就活で履歴書に書いて少しでも自分をよく見せたいから」
「会社で簿記3級ぐらいはとれと言われたから」
「社会人だと簿記の知識ぐらいは必要だと思うから」
簿記を受験する目的は、いろいろあると思いますし、どれも正しい答えだと思います。ですが、自分自身や他人が起点になるにしても、この簿記3級の検定試験を通じて、「レベルアップ」を目指すことは間違いないですし、試験に受かることによって自分自身がレベルアップし、他の人からのレベルアップを認めてほしいということだと思います。ですから、難しいのは当然ですし、簡単に取れるものだとそれなりのものになると思います。
そうすると、自分自身にはこのように言い聞かせましょう。
簡単で誰でも合格する検定試験だったら、やる意味や受験する意味はないと思います。難しいからこそ、やる意味あるのでは。と、難しいと言い切りましたが、ずっと難しいわけではなくて、山を乗り越えると急に理解が進む人が多いです。
お勧めな無料通信講座
簿記は、苦手な人にとっては「自分は何をしているんだろう」と思って、悩んでしまうこともあります。
また、簿記を知らなくても、簿記3級に合格していなくてもそれほど大きな問題にならない人がほとんどだと思います。簿記は、資格ではなくて検定試験ですので持っていないとできない仕事はありません。
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もし、あなたが伸び悩んでいるのであれば、その原因としては、「理解不足」ではないでしょうか。でも大丈夫です。理解不足は、ちょっとしたきっかけで、一気に理解が深まる可能性があります。
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