簿記のテキストって、なんだか難しい事ばかり書いてありそう。
最近は無料のyoutubeで勉強とかできるから、簿記を勉強するためのテキストっていらないんじゃない?
最近は、WEBが発達してきましたので、テキストなしでも合格レベルまで達することが出来るのではと思う人も多いようです。
簿記3級でテキストはいらない?
では、テキストが不要と考えている人は、どのような理由があるのでしょうか?
- 簿記3級程度だと、ググれば概ねわかるのでは
- youtubeでも勉強できるのでは
- わからないことはノートにまとめればいいのでは
勉強を進めていって、わからない事があってもgoogleで検索すれば答えは出てくるし、そもそもyoutubeなどで情報は得られるし、間違えたり苦手なところはノートにまとめておけば問題ないのでは。
ですが、テキストにはテキストの役割があります。
- しっかり知識を理解するために必要
- 間違えたり苦手なところの確認が簡単
- 進捗状況を確認できる
googleで調べることが出来たとしても、それだけで頭に入っているかは不明ですよね。気がついたら同じことを繰り返しググっていることもあります。
また、間違えたり苦手なところをyoutubeを見直すというのも、その説明がされているところを調べるのが大変になり、10分の動画でも、必要な情報が提供されているところまでは、最長10分の動画を見続けないと、必要な情報を得ることが出来なかったりします。
また、テキスト代わりにノートを使って間違いを書き出したりしても、手書きだと検索性がなく、それもイチから読み直していかないとだめな場合があります。
つまり、テキストを持っていることによって、解らないところの直接アプローチすることができ、疑問に思ったところの解決が早くなります。
(いらない?)振り返りのためにテキストは必須
その点テキストに、気になるところをメモっておいたり、問題を解いて間違えたり苦手なところに戻ったりすることも簡単ですし、しおりの位置で勉強の進捗度を確認することが出来ます。
テキストを中心に勉強し、気になるところをメモするなりして、テキストを育てることによって、知識の深まりが早くなります。その補足や理解しにくいところを確認するためにyoutubeやネットを使って補足していくのが良いと思います。
(いらない?)テキストは見やすく学習を深めやすい
以前はテキストと言われるものは、文字だけが羅列していて読むだけでも苦痛になったり、眠気を誘うものが多かったと思います。
以前のテキストは、必要な情報を詰め込むためのテキストだったのかもしれません。ですが、今のテキストは漫画で知識を理解が出来たり、また図をふんだんに使って飽きることなく学習を進めることが出来ます。
合格のためのテキスト選び
では、おすすめできるテキストはどのようなものがあるのでしょうか?
簿記3級のテキストの著者で有名なのは「滝沢ななみさん」・「よせだあつこさん」などが多くのテキストを出版しています。両者とも知識を理解しやすくするために、図を多く使って説明をしているのが特徴です。
スッキリわかる日商簿記3級(滝沢ななみさん)
テキストと問題集が一緒になっていて、さらにネット試験を体験できる模試試験プログラムや仕訳WEBアプリなどで特典がついてます。
簿記教科書 パブロフ流でみんな合格 日商簿記3級 テキスト&問題集(よせだあつこさん)
これも特典として
難しい問題もスイスイ解ける「著者の解き方動画」・大好評! パブロフ流オリジナル「勘定科目一覧」何回でも解ける「練習問題の答案用紙」(ダウンロード)が付いています。
どっちが良い?
「スッキリ」は説明もしっかりされていますが、初めてだと知識を理解することが多すぎて、続かない人もいるかも知れません。
一方「パブロフ」は少しシンプルにまとめていますので、知識の理解はしやすいですが、少し踏み込みが足りないと感じるかもしれませんが、3級だと十分だと思います。
そうすると、初学者で簿記を全く知らないというひとはパブロフを購入し、シンプルに知識の理解を進めてどんどん先にすすみ、細かいところは問題を解きながら覚えていくのが、効率的だと思います。
まとめ
簿記3級のテキストは、ある意味相性だと思いますが、図を多く使っていて目で理解を進められるのが、理解を早めて結果を早く出していけると思います。
それから間違えたところをしっかり確認して、テキストに戻りながら勉強を進めていくことが、結果早く知識を習得できるのではと思います。