簿記3級に合格に必要な勉強時間は社会人で何時間?

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全くの初心者が、簿記3級を合格するために必要な時間は、どのくらい必要なの?それによって勉強を始める日が変わってくるんだけど。

簿記3級合格に必要な勉強時間は、およそ100時間と言われています。その100時間を確保して、どう使えばいいのかで合否が分かれてきます。

合格までの勉強時間が分かると、自分の勉強のためのスケジュールを組んで、勉強を進めることが出来ると思います。簿記3級は、比較的合格しやすい検定試験と言われていますが、社会人は学生と異なり、疲れた帰ってきた後とか、土日などの休みの日など、使える時間が限られています。

社会人が合格するために必要な勉強時間はどのくらいなのでしょうか?

目次

簿記3級に合格するために必要な勉強時間

まず、結論として

簿記3級に必要な勉強時間は、50時間~150時間と言われています。

そうなると最低50時間の勉強時間が必要であれば、1日2時間で25日あれば合格レベルに達することできるとして、それまでは大丈夫だと思って、しばらく勉強しない人もいるようですよね。また、早く始めても忘れちゃうので、直前でやった方が良いって言われて、結局のところ間に合わなくなって試験で惨敗してしまう人もいます。

こういう時は、少なくとも平均的な100時間で計算し、1か月は30日だとしても、どうしてもできない日が20%ぐらいありますので、その前提でスケジュールを組んだ方がよさそうです。そうなると、概ね2か月あれば試験に合格できそうですよね。

社会人の時間だと

社会人だと、簿記3級の勉強に没頭するのは難しいと思います。たとえば、1週間の平日は仕事終わった後に3時間、土日は8時間とすると、1週間に31時間を勉強できますので、3週間で93時間だから、3週間あれば合格できると思いがちですね。

ですが社会人の場合だと、仕事中の残業や、友人・職場の人等とのお付き合いの日数を考慮しておかないと、その時間にすべきであった勉強をどこかで振替なければならず、最終的に勉強不足で試験日当日を迎える可能性もあります。

たとえば、残業時間が1ヶ月20時間ぐらいだと20時間÷4週=5時間で、31時間から5時間引いて26時間。お付き合いが週に1回ぐらいだとすると、更に26時間−3時間=23時間という感じで、フルに勉強に費やせた場合をだして、さらに全てフルで勉強できないこともあると思うので、23時間✕80%=18時間ぐらいを1週間に考えておいたほうがいいと思います。

だれもが、全てフルコミットで勉強することは大変ですので、仕事や付き合いの時間を引いて実際にかけられる時間を算出して目安となる開始日を決めましょう。

社会人の1日の勉強時間は?

まず必要なことは、長くても短くても1日に1回は机に向かって、テキストを開けることです。

習慣をつけて継続することが大事で、多くの脱落者は高い目標を設定して、それを実現できずに脱落し、試験日まで必要な時間を確保できないことだと思います。また、試験日直前まで勉強の開始を先送りしてしまったために、1日の勉強時間に高いハードルを作ってしまうことも。習慣づけるためには、開始日をなるべく早く決めて、さらに高い目標を設定せずに、1日1回テキストを開いて、できれば1時間勉強をするいったように、勉強のリズムを作っていくことが大事です。

簡単そうで難しいですが、まずはテキストを買って開けることから始めましょう

オススメのテキストは、こちらから。

社会人が1ヶ月で合格するための勉強時間は?

ダイエットと一緒で、明日から勉強をしようと考えながら気が付いたら、あと1ヶ月ということもあります。

時間もないため、フルで勉強をしたとして、1ヶ月で100時間を確保するためには1週間に25時間必要です。

25時間確保するためには

月~金:3時間、土~日:5時間 合計25時間 1ヶ月100時間
または
月~金:2時間、土~日:7.5時間 合計25時間 1ヶ月100時間

1ヶ月は遊ぶ時間を全く確保していませんが、とはいえ100時間を捻出する場合には、これくらいやらないと間に合いません。あなたは出来ますでしょうか?

確実に合格するためにしてはいけないこと

短期間で合格するために、しっかり簿記というシステムの仕組みを理解し、仕訳を切れるようにする必要があります。ですが、頭の良い人ほど以下のミスを犯してしまいがちです。

仕訳を暗記しようとする

頭がいい人ほど陥りやすいミスなのかもしれませんが、簿記を勉強し始めた時は、ついつい暗記に走ってしまう人が多いようです。なぜかというと、理解しにくいから。
ですが、暗記に頼ってしまうと、少しひねりがかかった問題が出た場合、たちまち解けなくなってしまいます。また暗記を頑張れば、試験には合格するかもしれませんが、忘れてしまうと全て消えてしまい、本当の知識とは言えません。ましてや2級1級を受けていこうと考えている人は、なおさらです。

科目を暗記しようとする

これも暗記ですが、資産・負債・資本・収益・費用の勘定科目を「売掛金は資産で借方」というふうに、全て言葉で覚えようとしてしまう。なかなか、言葉で覚えても仕訳と組み合わせで考えていくと、頭の中で整理できなくなってしまい、結果間違えてしまいます。

暗記は不要?

簿記試験に、暗記は不要とまではいいませんが、簿記の仕組みは、全て理にかなっていて、合理的な方法で処理されるようになっています。そのため、暗記をしてその場をしのぐより、しっかり仕組みを理解し、お金の流れをつかんだ方が、試験も合格しやすいですし、本当の意味でのスキルとして役に立ちます。

暗記に頼らず、しっかり理解をすることが、合格への近道といえます。

勉強を諦めがちになってしまったら、こちらをご覧ください。

まとめ

勉強時間を確保するためには、先送りせずに早く開始することと、始めたら1日に1時間でも30分だけでもいいから、机に向かってテキストを開けることが大事です。

最近はweb試験もありますので、自分の目標を設定しつつも、もし合格までの実力に達していないと感じた場合には、少し試験日を先に延ばして、設定することが良いと思います。

また、最近だとwebを使って勉強することが効率的に勉強をする秘訣となります。ウェブだと、電車の中や、会社の休み時間にこっそりと勉強をすることも可能。まずは、お試しください。

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この記事を書いた人

アラフィフで非経理のサラリーマンです。
私は高校の時に簿記を勉強してた時に、「簿記って面白い」と感じて、専門学校に進学し、簿記1級を合格。卒業後は一般企業に就職しますが、税理士の資格を最終的にとることができました。

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